かなりの勢いで今更なんですが、ようやく見たので自分の感想をメモ。
お笑いを熱心に見なくなってからというもの、逆にこういう賞レースで存在は知っていても
初めてネタを見る人とか、見たことあっても初めてのネタを見れたりして、
逆に新鮮な気持ちで賞レースを見れていいかな、とか思っていたりする。
それでもネタを見たことある人は緊張しすぎ・・・!!とか思っちゃうんですけどね。
R-1は今回初めての全国放送ということで、初めて見ましたが、
生じゃないせいかM-1に比べると緊張感が伝わってこないような感じでした。
雨上がりも少しバラエティノリだし。石川亜沙美は1人で背高いし(これは関係ない)噛むし。
せめてもう少しお笑い寄りの女性はいなかったんでしょうか?(小言)
何より小耳に挟んだ話ですが、審査員の審査コメントがカットされている、というのに驚いた。
あれしか放送時間用意できないんならなりに何とかして欲しいよ。

以下それぞれにコメント。
1.長州小力 8位
存在は知っていたけど初めてネタを見た。別に長州力を知らなくても多少面白いと感じるけど、
やっぱり最初のフリートークの方が面白かったなぁ・・・。

2.ネゴシックス 4位
まぁいつも通りって感じですが、このネタはわりと好きでした。
ネゴシックスの小道具の手作り感はいつもそうですが、
封筒という媒体があまり手作り感を感じさせない気がしていい気がした。
いつだったか箱?だったか忘れたけど、その時のネタはあまりにも手作り感が行き過ぎていて
イマイチ笑えなかったので、このネタは素直に笑えてよかった。

3.あべこうじ 3位
あべちゃん緊張しすぎ!!というのは自分でも感じていたっぽかったですが。
昔から見ているけどスタイルが全然変わらない。けどだんだんキャラもいい具合にデフォルメされ、
話芸も上手くなってきているなぁと感じる。これからも頑張って欲しいですね。
でもあのネタは優勝するには弱い感じだ。

4.友近 4位
やってしまったかソーセージ・・・。個人的に彼女にはコアな人が売れてしまったって感じで、
実はあんまり大衆向けじゃないと思ってるんですね。だから、おっさんおばさんネタとか、細かいモノマネとか
実はそんなに面白くないと私は思っている。でも、そういう彼女のやりたいネタの中で、
ソーセージが今自分が一番誇れるというのなら、それを否定することはできません。
ただ、ありゃ決勝ではウケねーよ・・・。

5.ヒロシ 6位
ここで新ネタ。度胸がすげぇわ。でもやった度胸のわりに噛み倒し。緊張しすぎたか?
ヒロシ会でやったネタだったんでしょうか。「どうすればモテますか?」は「ヒロシです」とそう
ネタの傾向は変わらないのに、なんか着眼点に広がりがなく、かつ特に面白くもなく・・・という感じ。
スベった後の三万ヒロシですスーツは悲哀すら感じる。
そのスーツでやった事をなぜ舞台でやらなかった!っていう。でも、意気込みは感じました。
その後の伊東四朗さんのコメントは、とても重みがあった。このコメントが一番感動した。

6.ほっしゃん。 優勝
個人的に何度も見た居酒屋ネタだったけど、こんなに詰めまくってるほっしゃん。は初めて見た。
相当気合入ってたんでしょうね。余裕もなけりゃタメもない。これにかけてるんだなぁ・・・と凄く思いました。
ネタとしては言葉遊び自体が面白いので、十分笑わせていただきました。
3つしかネタ見たことないけど、どれも言葉遊び・字面遊びとか結構知的で面白いんだよなぁ。
優勝本当におめでとうございます。ベテランの涙に感動しました。そのコメントは、辛すぎる。
雨上がりの二人も嬉しかったんじゃないでしょうかねぇ。

7.中山功太 7位
面白いとは聞いていたけど、初見。
言ってることとか結構面白いんだけど、
いかんせんネタ自体がなんだか知らないけど間延びしてた印象。
たたみかけの部分くらいはもうおしておしまくる感じでも良かったんじゃないかなぁ。
ってそんな芸風の人じゃないか。他のネタを見てみたいですね。

8.井上マー 2位
実は井上マーが嫌いでした。彼がいつから尾崎ネタやるようになったかわからないけど、
今ほど完成されてなかったんだよな、確か。で、あべこうじみたいな漫談もしていたんだけど、
それがまた面白くなくってさ〜・・・。その時の印象が強くて、テレビとか出ててもあんまり見なかった。
でも久しぶりにネタを見て少し反省。尾崎ネタ面白かったよー!ビックリ。
というか擬人化ネタであるあるっぽいけど、とにかく面白かった。一番笑いました。ハイ。
尾崎ネタはさんざんテレビで披露していたようだけど、初めて見たので、個人的にサプライズでした。

以後、少し長文で語ります。
さて、今回初めてR-1というものを見ましたが、M-1と比べると番組自体の気合が足りないと感じました。
何もM-1までガチガチにしろ、とは言いませんが、かと言って凄いゆるいわけでもなく。少し中途半端だな。
お笑いから離れてしまった私が言うのもなんですが、R-1は何を目指そうとしているのでしょうか?
M-1があるならR-1も、と言いますが本当にM-1のようにしたいと思うのなら、
こんな夕方なんかにやるな、とかまだまだ改善の余地があるような気がします。
R-1はもともとM-1の後発という事もあるのですが、
最初とスタイルが変わった(座布団の上でしなくなった)事もあり、
あんまりまだフォーマットがしっかりしていないような感じを受けます。
例えばM-1は結構宣伝するし、重みを持たせよう持たせようとしているし、
優勝したらその後一年はバラエティに出るたびに覇者、と冠がつく。
ただR-1は今まで全国じゃなかったという事もあって、優勝してもあまり箔がつくわけではないし、
何より、本当にR-1か、と言う気もするんですよね。1239人参加と言いますが、
この1239人というのは、漫才やコントを生業としている人たちが、ピンで参加しているのも含まれてますよね。
確かに、R-1は面白い人が残るというシンプルな事をしているのだと思いますが、
前回前々回と漫才やコントを生業としている人たちが、ピンで参加して、決勝に残れてしまう世界でした。
今回初めて決勝にそういう人たちがいなかったわけですが、
私はそれで良かったんじゃないかと思っています。
R-1はP-1ではないから少しややこしい面もありますが、
これからもし、本当にピン芸人の登竜門にしようと思うのなら、
決勝はやはりピン芸人同士で戦うべきだと思うからです。
何も漫才やコントを生業としている人たちのピンで参加を排除とかそういう事を
言っているわけではなく(むしろ真剣にやってピンより面白いのは凄いことだ)
R-1の決勝にピン芸人じゃない人が残って、じゃあピン芸人がそれ以下かと言ったらそうじゃないわけで。
これはピン芸の難しさにも繋がってしまいますが、ピン芸って漫才よりも更に自由度が高くなっちゃって、
優劣がつけがたいんですよね。だからきっと最初座布団の上、
という事だったと思うんですが、(それでも結構話芸だけではなかったという話も聞きます)
結局それをとっぱらってしまったので、きっとR-1はこの先どんどん混沌としていくんじゃないかと思います。
そこをどう視聴者・観客に理解できるように審査できるのか。難しいところだと思います。
で、ピン芸人の人が今どれだけR-1に重さを感じてるのかっていうのも少し問題になる。
今、漫才師にとってM-1はただの賞レース、と受け止められてるとは思えないんですよね、やっぱり。
ピン芸人にとって、R-1がそうなれるのか、という。
出るべき・出て欲しい芸人さんが出ない中(メリットがないもんな・・・)頂上を決める。この微妙な状況。
ピン芸人は漫才よりキワモノ・はみ出し者が多いから難しいのかなぁ。
ぐだぐだと書き連ねましたが。来年もR-1ひっそり楽しみにします。また全国放送でお願いします。

・・・こんなに日にちがたってから熱く語ってるのも私ぐらいなもんだろうな〜。